こんにちは。ほてめし、運営者の「エミ」です。
大阪で特別な日のランチを探していると必ずと言っていいほど名前が挙がる、リッツカールトン大阪のイタリアンレストラン「スプレンディード」ですが、こちらで土日祝日限定で提供されているシャンパンブランチをご存じでしょうか？
多くのブログやSNSでの口コミを見ても評価が高く気になるところですが、それなりにの料金ということもあり、予約をする前に具体的なメニュー内容や雰囲気を知っておきたいですよね。
この記事では、私が実際にリサーチしていて感じた魅力や、訪問前に知っておくべきドレスコードの注意点まで、スプレンディードのシャンパンブランチを楽しむためのポイントについて詳しくご紹介します。
【記事のポイント】
- スプレンディードのブランチならではの豪華なメニュー構成と料金
- シャンパン飲み放題の銘柄やサービスに関する詳細な情報
- 失敗しないためのドレスコードや予約時の重要ポイント
- コンラッドやセントレジスなど競合ホテルとの比較
リッツカールトン大阪のシャンパンブランチ徹底解説
まずはリッツカールトン大阪のイタリア料理「スプレンディード」が提供するシャンパンブランチについて、料理の内容から店内の雰囲気まで、その魅力を余すところなく深掘りしていきます。
スプレンディードのメニュー構成と料金
リッツカールトン大阪 イタリア料理スプレンディード公式
まず最初に押さえておきたいのが、この「シャンパンブランチ」の具体的なお値段とメニューの全体像です。記事執筆時点での基本価格は大人1名あたり14,000円（税・サ込）となっています。
「ランチに1万円超え!?」と驚かれる方もいるかもしれませんが、もちろんこの価格設定には明確な理由があります。
価格に含まれる「価値」の正体
この14,000円という金額には、以下のすべての要素が含まれています。
- 約70種類以上の本格イタリア料理ブッフェ
- シャンパン（シャンパーニュ地方産）のフリーフロー（飲み放題）
- 消費税およびサービス料（通常15%程度）
- 5つ星ホテルならではの一流のサービス料
特に重要なのが、別途サービス料や消費税が加算されない「税・サ込」の表示である点です。高級ホテルのレストランでは多くの場合、メニュー価格に加えてサービス料がかかり、会計時に「思ったより高い」となることもありますが、スプレンディードの場合はこの点も明朗会計です。
また、多くのホテルブッフェでは「スパークリングワイン」の飲み放題が一般的ですが、ここでは正真正銘のフランス・シャンパーニュ地方で作られた「シャンパン」が提供されます。
小売価格でボトル数千円はするシャンパンが飲み放題になるため、3～4杯楽しめたら実質的な食事代はかなり割安になると言えるでしょう。
提供時間は週末（土日祝）限定の11:30 a.m.から2:00 p.m.までとなっており、プランによっては90分制や120分制に分かれている場合がありますが、どの時間帯でも料理のクオリティが変わることはありません。前菜からデザートまで、一切妥協のないラインナップが揃っています。
ローストビーフなど料理の口コミと評判
スプレンディードのブランチを語るうえで絶対に外せないのが、メインディッシュのクオリティです。ブッフェというと「質より量」というイメージを持っている方もいるかもしれませんが、リッツカールトン大阪に限ってはその心配は無用です。
ライブステーションの主役「黒毛和牛のローストビーフ」
口コミでも圧倒的な支持を集めているのが、シェフが目の前でカッティングしてくれるローストビーフです。ここで特筆すべきは、輸入牛ではなく「黒毛和牛（Wagyu）」を使用しているという点です。
低温調理によってじっくりと火入れされたお肉はナイフが不要なほど柔らかく、口に入れた瞬間に和牛特有の甘い脂が溶け出します。
ちなみにですが、「和牛」と表示できる牛肉は、厳格な定義によって決められた4品種に限られることをご存知でしょうか？これは単なる「国産牛」とは明確に区別される、世界に誇る日本の食肉文化です。
（出典：農林水産省『特集1 和牛(1)』）
本格ピッツァ窯とこだわりの前菜
他にも、店内にある薪を使った本格的なピッツァ窯で焼き上げられるナポリピッツァも絶品です。「マルゲリータ」などの定番に加え、季節ごとの具材を使ったオリジナルピッツァも登場します。焼き立ての香ばしい香りは、それだけで食欲を刺激してくれるでしょう。
さらに私が注目したのは、前菜（アンティパスト）エリアの充実度です。特に「ブッラータチーズ」が提供されている点には驚きました。ブッラータはモッツァレラの中に生クリームを包んだ非常にフレッシュで高価なチーズで賞味期限も短いため、ブッフェ形式で提供するホテルは多くありません。
これをローストしたフルーツや生ハムと一緒にいただけるのは、まさに美食の極みと言えるでしょう。「メインだけでなく前菜だけでワインが1本空いてしまう」という評判も納得のクオリティですね。
シャンパンの銘柄と飲み放題の魅力
ほてめし・イメージ
「シャンパンブランチ」という名の通り、このプランの最大の魅力はシャンパンのフリーフローにあります。ワイン好きの方であれば具体的にどの銘柄が提供されるのか気になるところですよね。
提供される銘柄について
時期によって変更される可能性はありますが、ネット上の情報によると、これまでは「シャルル・ド・カザノーヴ（Charles de Cazanove）」が提供されることが多くあったようです。
これは1811年創立という長い歴史を持つメゾンのシャンパンで、ピノ・ノワールを主体としたふくよかで骨格のある味わいが特徴です。ローストビーフなどの肉料理にも負けない力強さがあり、食事を通して楽しめる一本です。
「わんこ蕎麦」と称される伝説のサービス
そして何より驚かされるのが、リッツカールトンならではのサービス品質です。実際に訪れた多くの人が口を揃えて言うのが、「グラスが空く暇がない」というエピソードです。
スタッフの方々は常にテーブルの状況を把握しており、グラスの中身が少なくなると、頼む前にすぐに注ぎに来てくれます。ある口コミでは「まるでわんこ蕎麦のようにシャンパンが注がれる」と表現されていましたが、これは決して大げさではないようです。
このプロアクティブなサービスこそが、高額な料金を支払っても「また来たい」と思わせる理由の一つなのでしょう。
アルコールが苦手な方への配慮
お酒が飲めない方やハンドルキーパーの方も安心してください。マンゴーオレンジジュースやノンアルコールスパークリングワインを使用した「モクテル（ノンアルコールカクテル）」も非常に充実しています。
単なるソフトドリンクではなく、バーテンダーが作る本格的なドリンクとして楽しめるため、グループ全員が満足できる構成になっています。
訪問時の服装やドレスコードの注意点
ほてめし・イメージ
いざ予約した後で、「リッツカールトンのレストランって、どんな服を着ていけばいいんだろう？」と考えてしまう方も多いかもしれません。
公式サイトを確認すると、スプレンディードのドレスコードは「スマートカジュアル」と指定されています。しかし実際のところ、この「スマートカジュアル」という言葉に頭を悩ませる方も少なくないでしょう。ここでは具体的なOK例とNG例を挙げて解説します。
男性の服装：清潔感が鍵
男性の場合、ジャケットの着用は必須ではありませんが、やはり羽織っていた方がホテルの雰囲気に馴染みます。もしジャケットを着ない場合でも、襟付きのシャツ（ポロシャツやボタンダウンシャツ）は必須アイテムと考えてください。
- 推奨スタイル: ジャケット、襟付きシャツ、チノパン、スラックス、革靴または綺麗なローファー。
- NGスタイル: タンクトップ、Tシャツ1枚、短パン（ハーフパンツ）、ビーチサンダル、ダメージジーンズ。
女性の服装：華やかさを意識して
女性の場合はワンピースやブラウスにスカートといったスタイルが一般的です。結婚式の二次会ほど気合を入れる必要はありませんが、普段のショッピングより少しおしゃれをする感覚で選べば問題ありません。
- 推奨スタイル: ワンピース、ブラウス＋スカート、エレガントなパンツスタイル、パンプス。
- NGスタイル: 極端に露出の多い服、部屋着に見えるスウェット素材、ビーチサンダル、カジュアルすぎるスニーカー。
特に夏場に注意したいのが、男性の「短パン」と「サンダル」です。リッツカールトン大阪は格式あるクラシックホテルですので、リゾートホテルのようなラフな格好は浮いてしまう可能性が高いです。「迷ったらジャケットを持っていく」のが、大人のスマートな振る舞いといえるでしょう。
記念日にも最適な店内の雰囲気
スプレンディードの店内デザインは、「トスカーナ地方の貴族の別荘」をコンセプトに作られています。重厚な木製の家具、アンティークな装飾品、そしてテラコッタタイルの床など、一歩足を踏み入れればそこはもうイタリアです。
エリアによる雰囲気の違い
店内には大きく分けて2つのエリアがあります。一つは自然光がたっぷりと差し込む明るい「テラスエリア」、もう一つは落ち着いた照明で静かに食事ができる「ダイニングエリア」です。
女子会や明るい雰囲気でランチを楽しみたいならテラス席、カップルでしっとりと過ごしたいなら奥の席など、リクエストを出してみるのも良いでしょう。（確約はされないでしょうけど、考慮してくれることは多いです）
特別な日を彩る演出
さらに、日によってはピアノの生演奏が行われる時間帯もあり、優雅なBGMが食事の時間をより一層ロマンチックにしてくれます。
また、誕生日や結婚記念日で利用する場合は予約時にその旨を伝えておくと、「Happy Birthday」などのメッセージが書かれた「記念日プレート」を用意してもらえることもあります。
スタッフの方が記念写真を撮ってくれる際の声かけも絶妙で、恥ずかしがらずに素敵な思い出を残すことができますよ＾＾
リッツカールトン大阪のシャンパンブランチ予約攻略
ほてめし・イメージ
続いては、予約方法によるメリット・デメリットの違いや、混雑するシーズンを避ける際のコツなど、実際に予約を入れる前に知っておくべき情報をご紹介します。
一休など予約サイトの割引プラン
予約ルートはいくつかありますが、基本的には「公式サイト（TableCheck）」か、大手予約サイトの「一休.comレストラン」を利用するのが一般的です。どちらがお得かは時期によりますが、それぞれの特徴を理解して使い分けるのが賢い方法です。
| 予約方法 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 公式サイト（TableCheck） | リアルタイムの空席状況が最も正確 手数料がかからない 即時予約確定が可能 |
ポイント還元率が低い場合がある 割引プランが少ない傾向 |
| 一休ポイントが貯まる・使える タイムセールで大幅割引が出ることも 即時利用でその場で値引き可能 |
公式サイトよりも予約枠が少ない場合がある 人気日はすぐに埋まる |
|
| 電話予約 | アレルギー対応や席の希望など、 細かいニュアンスを直接相談できる |
混雑時は繋がりにくい 通話料がかかる ポイントがつかない |
個人的には、まずは「一休.comレストラン」をチェックして、タイムセールやポイントアップキャンペーンが行われていないかを確認するのがおすすめです。
もし満席だった場合や特定の要望がある場合に、公式サイトや電話を利用するという手順が、最もお得で確実でしょう。
大阪にある他のホテルランチとの比較
ほてめし・イメージ
大阪にはリッツカールトン以外にも素晴らしいラグジュアリーホテルがたくさんあります。「どこに行こうか迷っている」という方のために、主な競合ホテルとの違いを比較してみましょう。
コンラッド大阪（アトモス・ダイニング）
中之島フェスティバルタワー・ウエストの40階にあるコンラッド大阪は、「天空のアドレス」と呼ばれる絶景が売りです。モダンでスタイリッシュな雰囲気はリッツとは対照的です。
リッツを選ぶ理由: コンラッドは天候に左右されやすいですが、リッツは1階にありながら完璧に作り込まれた世界観があるため、雨の日でも没入感が損なわれません。「眺望」よりも「重厚感」を求めるならリッツです。
セントレジスホテル大阪（ル ドール）
本町にあるセントレジスはフレンチビストロ料理が評判です。価格帯はリッツよりも少しリーズナブルな設定が多いです。
リッツを選ぶ理由: セントレジスはコース仕立てやセミブッフェが中心ですが、リッツには「フルブッフェ」ならではの楽しさがあります。「好きなものを好きなだけ、お腹いっぱい食べたい！」というエンターテインメント性を重視するならリッツに軍配が上がるでしょう。
クリスマスなど季節限定のプラン
ほてめし・イメージ
リッツカールトン大阪が一年で最も華やぐのが、11月から12月にかけてのフェスティブシーズンです。ロビーには巨大なクリスマスツリーが飾られ、スプレンディードのメニューもクリスマス仕様になります。
この時期の「フェスティブ・シャンパンブランチ」は、価格が通常より高く設定される（例：15,000円～18,000円程度）ことが多いですが、その分内容はさらに豪華絢爛です。ローストビーフに加えて七面鳥（ターキー）が登場したり、クリスマス限定のスイーツが並んだりと、特別感満載です。
ただし、クリスマスの週末（特に12月23日～25日周辺）は、2ヶ月前の予約開始と同時に席が埋まり始めることも珍しくありません。「行こうと思ったけど満席だった」という悲劇を避けるためにも、10月頃から公式サイトをこまめにチェックすることをおすすめします。
朝食や通常のランチとの違い
よくある疑問として、「シャンパンブランチって、朝食ブッフェや平日のランチブッフェと何が違うの？」という声があります。価格差が倍近くにもなるため、たしかに気になるところですよね。
決定的な違いは「アルコール」と「食材のランク」
平日のランチブッフェ（約7,000円）には基本的にアルコールのフリーフローは含まれていませんが、週末のシャンパンブランチは高価なシャンパンが飲み放題であること自体が価格差の最大の要因です。
もちろん料理の内容も差別化されています。例えば、平日には提供されない特別なシーフード料理があったり、ライブステーションのメニューがグレードアップしていたりと、週末ならではのプレミアムな食材が使われています。
ただ食事をするなら平日のランチでも十分ですが、「非日常のパーティー体験をする」なら、間違いなくシャンパンブランチを選ぶべきでしょう。
失敗しないためのキャンセル料に関する知識
ほてめし・イメージ
予約をする前に必ず確認しておいてほしいのがキャンセルポリシーです。ホテルのレストラン予約は「契約」の一種ですので、安易なキャンセルはトラブルの元になります。
リッツカールトン大阪の一般的な規定では以下のようになっています。（※プランにより異なるため要確認）
- 当日キャンセル: 料理代金の100%
- 前日キャンセル: 50%～100%（人数やプランによる）
- 無断キャンセル（No Show）: 100%
特に注意したいのが、予約時間から連絡なしに15分～30分以上遅れると、自動的にキャンセル扱い（No Show）となり、後から全額請求される可能性がある点です。
消費者トラブルを防ぐためにも、体調不良などでどうしても行けなくなった場合は、わかった時点ですぐにホテルへ電話連絡を入れましょう。早めの連絡であれば日付変更などで柔軟に対応してくれる場合もあります。
リッツカールトン大阪のシャンパンブランチについて総括
リッツカールトン大阪「スプレンディード」のシャンパンブランチについて詳しく解説してきました。
14,000円という価格は決して安くはありませんが、黒毛和牛のローストビーフをはじめとする絶品料理の数々、惜しみなく注がれるシャンパン、そして「紳士淑女をおもてなしする紳士淑女」による最高級のサービスを考えれば、その価値は十分にあります。
単なる食事の時間を超えて、心から満たされる「体験」にお金を払うと考えれば、これほどコストパフォーマンスの高いランチは他にないかもしれません。
次の大切な記念日には、ぜひスプレンディードで優雅なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか？きっと忘れられない素敵な思い出になるはずです＾＾
✅この記事がお役に立ちましたら、ぜひあなたの素敵な体験談をお問い合わせフォームよりお寄せください。当サイト内でご紹介させていただく場合がございます。
【関連】
